まず間違いなく松坂の現役生活は長くないであろうが

それだけではない。球団関係者によれば「実を言えば、大輔のグッズ売り上げがかなり大きい」とのことで、ホークス側から嬉しい悲鳴が上がっているのだ。まったく活躍していないのにホークス公式の松坂グッズが売れるというのもやや理解に苦しむ。

 http://www.ft86-life.com/userinfo.php?uid=392 http://garou.net/userinfo.php?uid=410しかしながらこのへんにも「落ちぶれても松坂大輔」のファン心理があって、徐々にその数は減りつつあるも根強く怪物復活を待ち望む人たちの中にはまだまだ松坂グッズに手を差し伸べる現象が見られるというのだ。球団側からは「球団グッズの中でも大輔関連は間違いなくトップクラスに入る」との声も耳に入ってくることを考えれば、まだまだ松坂人気は捨てたものではない。

 親会社であるソフトバンクの広告戦略に大きなプラス要素を生み出す上、高いグッズ収入も見込めるとあれば、たとえ“ノースロー”でも松坂との契約延長はソフトバンクにとっても球団にとっても「十分なウマみがある」と言えるのかもしれない。

ソフトバンクのしたたかな戦略

 http://www.necopic.com/content/users/45 http://whisper.vivian.jp/mt4.2/mt-cp.cgi?__mode=view&blog_id=1&id=63最後にホークスがこの期に及んでも松坂を抱え込む理由として「将来のビジョンがある」ことをご紹介したい。まず間違いなく松坂の現役生活は長くないであろうが、終止符が打たれた後には指導者として各球団からオファーが舞い込むことは必至だ。その事態を想定し、ホークスはあらかじめ今の松坂に恩を売って“ツバ”を付けておきたいという考えもあるようだ。